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8/8 ミントンハウスで吹く!

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6月半ばから、週一のペースで自宅に戻るようになり、7/12に退院、自宅での生活が戻って来た。 体の動きは上々。早速掃除、洗濯と私にコキ使われている😂 言葉は、リハビリはこれからが正念場。 向かい合って、必要なことを伝えるのにはそんなに困らないけれども、突然話しかけられたり、修飾の多い長い文章になると、頭がフリーズしてしまう。 何を優先して取り戻していくか、の選択が一番難しいところになるんだろう。 気楽に、気長に行こうね。 土曜日に、トランペットの菅ちゃん、ベースの真人さんと演奏があるから、聞きに来て 、と誘った。 菅ちゃんはしばらく休養に入るので、その前に会ってほしかったし、真人さんは発症したときに一緒に演奏していたからずっと心配してくださってた。 客席で、時々涙ぐみながら、じっとみんなの音を聞いていた。音楽と、ちゃんと繋がってる。 これなら大丈夫。 火曜日、 ミントンハウスのライブ 、和ちゃん、コモちゃんとのトリオで2曲、吹いてもらった。 みんながとっても温かく見守ってくれて、ありがたくて嬉しくて、涙が出そうだった。 「全然変わってないじゃないですか、演奏も大丈夫、10月はいつものトリオでやりましょう」 福元マスターのお言葉に、又、涙。 生きていること、またみんなと一緒に吹けること。 幸せに満ちた音、ってこういうものなんだね。 お帰り、うみちゃん。おめでとう。

心源性脳梗塞とこれからどう向かい合うか

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失語症のリハビリは少しずつ道筋が見えて来た。時間はかかっても、お互い、伝えたいことは伝えられる、明るい展望! もうひとつの大切なことは失語症の原因、脳梗塞の再発をできる限り防ぐこと。 脳梗塞は脳の血管が詰まることでその先の脳細胞が死に、そのエリアが司っていた体の機能が低下したり、失われる病気。 脳梗塞は大きく3種類。 海ちゃんのはその中で一番怖い心原性脳梗塞 https://www.senshiniryo.net/sp/stroke_c/13/index.html これを何としても防いであげたい 脳梗塞自体には治療はない。 河北病院に問い合わせても、もう通院の必要はないと言うし、リハビリ病院では、退院後は主治医にご相談ください、という。 主治医は消化器科。どうしたもんだろう…。 ネットで調べていくと、心原性脳梗塞の予防を目的にした「ウルフ・オオツカ法」という心臓の手術があるらしい。 環八でブラックジャックの描かれた大きな看板を出している「ニューハート・ワタナベ国際病院」 病院の前を通ったこともあり、自前の救急車が止まっていて、プライベートな病院なのかしら、と思っていた。 治療目的は海ちゃんの症状にドンピシャだし、類似の治療法の中では一番体の負担が軽そうだ。 そうしたら、ライブのお客さんに、ここで同じ治療を受けた人がいて、話を聞かせてくれた。やはり心原性脳梗塞で、70代で手術を受け80歳で元気に仕事をしている。 全国から患者さんが集まってくるので、必要なら先生に話しておくよ、と言ってくれた。 ホームページには、メールでも相談を受け付けている、とあるので、発病から現在まで、詳しい治療歴を書いてメールしたところ、翌日に大塚先生(ウルフ・オオツカ法を確立したドクター)から直接返事が来た。 「ウルフ・オオツカ法の良い適用と思われますので診察にいらしてください」 紹介やら、なんやら、面倒なことは一切なく、とてもシンプルだった。 リハビリ病院を退院時にもらっていた診療情報を持って、8月の頭に診察を受けると、すぐに検査の日程が決まった。 4か月後位に手術の予約が取れるようだ。 ワタナベ院長はダビンチというロボット手術のフロントランナー。ウルフ・オオツカ法も、最先端の術式。患者が殺到して、紹介でもないとみてもらえないのかしら、なんて思った私の頭の方がよほど前時代的だった。 メール一本